【米国株】運用成績報告2020年4月度・初心者ポートフォリオ公開
いつも訪問ありがとうございます。4月度の運用実績報告をします。米国株の投資スタンスはバイ&ホールドの長期投資なので短期的なリターンにあまり意味はありませんが、これから始める方の参考になれば嬉しいです。それではいってみましょう。
※4月度報告は4月中に早めに報告しましたが、追加購入があったので更新しました。これからは月末か月初に報告します。
- 資産運用の現実を見たい方
- 米国株をこれから始めたい方
- 積立NISA・iDeCo + αで資産運用したい方
この記事は運用成績を報告するものです。
という方はこちらの記事を読んでもらえると助かります。⬇️⬇️⬇️
いやいや、ちょっと待って。
- 米国株はちょっと怖い
- 毎月の積立はしたくない
- 日本株で配当・優待が欲しい
という方はこちら⬇️⬇️⬇️
はじめに
株式投資は2016年から始めましたが、米国株は割と遅めです。
- 2019年11月〜
アベノミクス相場に乗れていただけの2019年の秋、ツイッターで「米国株最強」 と騒がれていた頃に米国株デビューした恥ずかしい初心者です。
お察しのとおり、このあたりの投資本を読んで勝利を確信していた私です。
話題本を読んだだけで、よく分からない米国株を始めたところで相場の養分になることは明白ですですよね。
そのため「株式投資の未来」と「敗者のゲーム」くらいは読んで、長期投資について少しは理解を深めています。
「敗者のゲーム」は本日読了しました。GWは読書をしているためか、なかなかブログを更新できていません。
最近、Twitterで「20代投資家」というハッシュタグで投資家の増加を実感していますが、これから長期投資を始める方には是非ともこの2冊は読んで頂きたいです。
この2冊は「個別株」と「インデックス」と長期投資へのアプローチは異なりますが、20年以上の長いスパンで投資をしていく上で利益を最大化する要点を分かりやすく書かれています。
運用方針
日本株の投資スタイルはスイングトレードのキャピタルゲインですが、米国株ではインカムゲインの長期投資(バイ&ホールド)です。そのため、一度ポートフォリオに組み入れた銘柄は、基本的に売却せずに保有し続ける方針です。
もちろん、配当を家計費に当てたりせず、投資に再び突っ込みます。いわゆる配当再投資ですよ。
積立NISA・iDeCoについても下記のとおり資金投入していますので
- 積立NISA(夫):33,000円 / 月(S&P500)
- 積立NISA(嫁):33,000円 / 月(S&P500)
- iDeCo(夫):12,000円 / 月(S&P500)
家計の資金繰りに困らないように、米国株についてはポートフォリオの内、毎月50,000円分だけ1銘柄を買い増しています。※金額は収入に合わせて増額していきます。
シーゲル氏は個別株、エリス氏はインデックスと長期投資へのアプローチが異なり、どちらが正解なのかは現時点では分かりません。
そこで以下のように投資商品を分けて長期投資に挑みます。
銘柄ポートフォリオ
現時点の保有銘柄は以下の7銘柄です。
- KO
- MO
- JNJ
- PEP
- VYM
- XOM
- SPYD
4月はVYM(6株)に続いてKO(9株)を買付ました。
この他にPG、MCD、VZ、MMM、ABBVあたりをポートフォリオに迎え入れて10~15銘柄程度のポートフォリオを組む予定です。ポートフォリオを組んだ後、組入れ比率を均等にすべくリバランスしていきます。
基本的には配当貴族銘柄をポートフォリオに組み入れています。
配当貴族とは、25年以上連続で1株あたりの配当金を増やし続けている銘柄のことを言います。これらに該当する50銘柄ほどのリターンを平均化したものが配当貴族指数と呼ばれています。
配当貴族銘柄は25年以上も増配を続けてきたことから、企業はブラックマンデーやリーマンショックをも耐え忍び、企業経営の安定と信頼を積み上げてきたことが分かります。
未来永劫に増配が継続されるかは分かりませんが、市場予測ができない以上は過去の実績に従うことが賢明だと思います。
トータルリターンについても長期的にはS&P500を上回っています。これを見て、「配当貴族銘柄に投資すればインカムゲインの投資スタイルでもキャピタルゲインもイケるぞ」と勝利を確信しそうですよね。
ただ、これは配当貴族指数なので配当貴族銘柄から抽出したポートフォリオが同様なパフォーマンスを実現できるかは分かりません。※オナシャス
S&P500と配当貴族指数のトータルリターンの推移(1990~2014)
引用 https://www.indexologyblog.com
S&P500と配当貴族指数のトータルリターンの推移(2009~2019)
引用 https://www.motleyfool.co.jp
配当貴族銘柄はこちらから調べられます。
30年以上の配当貴族銘柄だけでも86銘柄あるため、ポートフォリオを組むのも迷いに迷いましたが、以下の点を判断基準にしました。
- セクター選択
- 配当利回り2.5%以上
インカムゲインつまり、配当の最大化を目標に米国株投資をしています。そのため、配当利回りは重要です。
日本株の加重平均利回りが2.5%程度なので、連続増配の配当貴族と言えども2.5%以上、欲を言えば3%以上は欲しいですね。
セクター選択は以降で説明します。
セクターポートフォリオ
引用 株式投資の未来
生活必需品のセクター比率が高いのは、まだポートフォリオが完成してないためです。
過去のセクターリターンに従ってポートフォリオのセクター比率を決めることはしませんが、セクター分散をする上では参考にしています。
特にヘルスケアと生活必需品のセクターリターンの良さが顕著なので、この2つのセクター比率は高めたいですね。
ヘルスケアと生活必需品は不況時にも業績が安定しているので、安定して配当を受け取りたいなら組み入れ比率を高めたいセクターです。
コロナショックで不況が訪れても、おそらく米国民は家でポテチ(PEP)を食べてコーラ(KO・PEP)で流しこみながらアマゾンプライムを視聴する。見終わったらタバコ(MO)で一服するでしょう。
ちなみにポテチだったらLaysの口当たりの軽さと濃厚さはクセになりますよ。堅あげポテトブラックペッパーが至高だと考えていた私ですが、Laysと出会って心変わりしました。※LaysはPEPの商品です。
高配当ETF(SPYD、VYM)を組み入れているのは、私が個別株だけでは不安な臆病者だからです。SPYDの思わぬ弱点についてここでは触れませんが、個人的にはリバランスがあるから大丈夫じゃない?と呑気に考えています。
VYMについては以下の魅力的な特徴があるので長期投資にはもってこいなETFだと思います。VOOとも迷いましたが、S&P500連動の資産運用は積立NISAとiDeCoで対応してるのでVYMを組み入れています。
- 平均利回り3%以上
- 安い信託報酬0.06%
- キャピタルゲインも狙える(VOOには劣る)
運用成績報告
前置きがかなり長くなりましたが運用成績を報告します。
※5月度からは前置きを短縮します。今回は4月度(旧)と重複しており申し訳ないです。
配当金
4月の配当金は以下のとおりです
- KO:0.91ドル
雀の涙とはまさにこのこと。インカムゲイン狙いの長期投資は入金力が要なのでコツコツ入金していきます。
米国株投資を始めてから約5ヶ月間に受け取った配当金は16.01ドルです。
運用成績
- 評価損益率:-12.8%
元本割れです。コロナショック前までは
「日本株と違って簡単に含み益が膨らむわ」なんて抜かしていた自分が恥ずかしいです。
長期投資を開始する時に「開始から5年間くらいは元本割れする可能性がある」と分かっていましたが、悔しいですね。
株数がまだ少ないので、株価が安いうちに株数を増やしたいものです。
最後に
インカムゲイン狙いの長期投資は日本株の売買より退屈ですが、資産形成には適していると考えて米国株投資も始めました。これから米国株投資を始める方のお役に立てたら嬉しいです。
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