【積立NISA・iDeCo】運用成績報告2020年6月度(コロナショックから4ヶ月経過)
2020年6月度の積立NISAとiDeCoの月間実績報告をします。20年の長期運用なので短期的な実績報告はそこまで重要ではありませんが、これから積立NISAやiDeCoを始める方の参考になればと思います。
6月上旬に日経平均・NYダウ共に、一度は天井をつけて25日線まで素早く調整するも、下げ渋る展開。2番底を待って静観していた方は一旦の調整でほくそ笑んだと思いますが、今は難しい顔をしていることでしょう。それではいってみましょう。
- 資産運用の現実を見たい方
- 資産を積極的に増やしたい方
- 積立ニーサ・iDeCoをこれから始めたい方
この記事は運用成績を報告するものです。
についてよく分からない方はこちらの記事を読んでから、本記事を読んでもらえると助かります。⬇️⬇️⬇️
運用報告の前に
運用報告の前に少しだけ趣味の投資について少し紹介します。
とはいうもの、私事ですが6月に第一子が生まれたこともあって趣味の投資はできていない状況です。
それにしても偶然ではありますが先月末にした相場感が間違っていなかったのは驚きです。
- 23000円まで目指す
- ある程度大きな調整
箇条書きにすると「そんなこと誰でも分かるわ」と思われますが、テクニカルや個別株の値動きが調整の警告をしていたと思います。詳しくはこちらの記事で書いています。⬇️
それでは今回も相場考察します。
日経平均のチャートを見て
また、Twitterではコロナショック後に始められた方のイキリ発言はなくなり、全体的に楽観や強気のツイートも減りました。
その一方、「暴落がくる」といった発言もあまり散見されません。
米国では南部・中西部で感染爆発が起こったにも関わらず、暴落していません。日本でも東京都で3桁の感染者が発生しようと相場に左程影響を与えていないように見えます。
うーん、イミワカンナイ!
恐らくコロナウイルスが市場に与える影響3月の暴落で終わったのではないか、市場はコロナウイルスよりも中央銀行の動向によって市場が左右されるのではないかと考えています。
そのため、日本で仮に緊急事態制限が再開され、さらなる財政出動があれば市場はさらに上を目指すと思います。
その場合、24000円を抜いて来るんじゃないですかね。
皆が興味津々の2番底についてですが、やはり想定外のコロナウイルス第二波が訪れた時、もしくは金融緩和継続が終了した時ですね。
しかしながら、日銀は「ある程度長期に続ける覚悟だ」と発言していますし、FEBも2022年まで利上げが行われない想定となっていることからも、市場は上昇を続ける可能性が高いはずです。
どっちつかずの評論家みたいな意見は面白くないので
私は上目線でいきますよ!
ただ、個別株を見ていて
出来高ともなって上昇した銘柄でも数日後に大陰線つけてその翌日に再上昇といったように高値をバンバン買って行くより、上昇銘柄が安くなったとこだけ拾って行く、その後の株価上昇は「誰かやっといて」という感じですかね。
上昇トレンドの押し目買いと言えばそれで終わりだと思いますが、何となく違和感を感じます。
なので、、、
- 上昇銘柄のみ売買
- 株価上昇時に買わない
- 大きく調整したところで買う
これを肝に銘じて取引に挑みます。
※積立NISAやiDeCoのみで資産運用している方は市場の不安定さに戦々恐々としなくて済みますのでご安心を。
積立NISA(夫) のリターン
リターン:+7.23%(前月:+5.37%)
複利計算(5%)との乖離率:+6.34%(前月:+4.71%)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のチャートです。買付けたタイミングを赤丸で囲んでいます。
楽天証券でカード決済しているため毎月1日積立です。そのため、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、ほぼ天井でジャンピングキャッチして2/1から積立し始めています。
最悪なタイミングで始めた私ですら、S&P500の上昇の恩恵を受けたためリターンはプラスを維持しています。
優良な金融商品であれば、愚直にドルコスト平均法を継続することの大切さを実感できますね。
ちなみにS&P500の平均リターンは7%程度と言われていますが、控えめに考えて5%で資産形成をする計算をしています。
チャーリズ・エリス氏の「敗者のゲーム」によればインフレ調整後の株式の平均リターンは4.5%程度です。
積立NISA(嫁)のリターン
- 評価額:268,530円
- 積立金額:259,047円
- 保有商品:SBI・バンガード・S&P500
リターン:+3.7%(全月:+0.7%)
※積立開始時は「eMAXIS Slim 先進国株式」と「eMAXIS Slim新興国株式」を8:2の割合で積立してましたが、途中で「SBI・バンガード・S&P500」のみに変更しています。
引用 世界各国のPER・PBR・時価総額
米国シェア:↑57.3%(前月:57.2%)
私はS&P500に全力投資していますが、世界株式における先進国と新興国の時価総額比率は 9 : 1 となっています。そのため
とポートフォリオを組むのも良いと思います。
しかし、先進国の過半数が米国で占められているため、eMAXIS Slim先進国への投資は米国への集中投資と同様だと言えます。
そのため
米国に全力で良いのではと考えます。
日本のように他国と比較して、雇用が安定した国に住みながらゴリゴリの成果主義弱肉強食の米国に投資するのはリスクリターンを考えると合理的じゃないですか!
eMAXIS Slimシリーズ比較
eMAXIS Slim米国 / 先進国 / 新興国のパフォーマンスを比較します。
米国全力投資は今のところ正解です。
現在積立はしておりませんが、保有している eMAXIS Slim先進国 / 新興国のリターンは以下のとおりです。
iDeCo (夫)のリターン
リターン:+0.52%(前月:-2.99%)
複利計算(5%)との乖離率:-1.35%(前月:-4.59%)
やっとリターンがプラスです!
奥さんのiDeCoは諸事情で始めていませんが、数年後に始める予定です。
まとめ
どんなに中小企業が倒産しようと業績が悪化して失業者が増えようと、、、そんなの関係ねぇ。資産が膨れ上がればそれでいんだよ。ぐへへへへ。
中央銀行が後押ししてくれるから株価は上がるのさ、、、もっと金だ金だ、もっとだ、もっとくれぇ。そんな相場な気がします。
その代償としてインフレが懸念されています。これは先月も書きました。
でも思ったんですよ。
マスクが足りなくなった時にマスクの価格が暴騰しましたが後に暴落しましたよね。そう、現代では過去と比較して製品の生産能力が格段と向上しています。つまりお金の供給量が増えても製品の供給量が十分にあるのでそこまでインフレにならないんじゃないかと。
少し違うかもしれませんが、液晶テレビ50インチが1桁万円でも買えます。
とにかく、少しづつでも資産の一部を現金以外の資産に替える必要がありそうですね。
淡々と積立投資を継続していきます。参考になれば嬉しいです。
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