【積立NISA・iDeCo】運用成績報告2020年7月度(コロナショックから5ヶ月経過)
2020年7月度の積立NISAとiDeCoの月間実績報告をします。20年の長期運用なので短期的な実績報告はそこまで重要ではありませんが、これから積立NISAやiDeCoを始める方の参考になればと思います。
7月31日に日経平均は出来高を伴って-2.82%下落。一方、ダウ・NASDAQ・S&P500は下ひげををつけて未だ下値抵抗が感じられる雰囲気。日本株で2番底を待っていた方は、まるで子供が誕生日を迎えるように喜んでいるでしょう。
たとえ二番底が来たとしても減配・無配と超絶悲惨決算まみれの日本株を欲しいのでしょうか。それではいってみましょう。
- 資産運用の現実を見たい方
- 資産を積極的に増やしたい方
- 積立ニーサ・iDeCoをこれから始めたい方
この記事は運用成績を報告するものです。
についてよく分からない方はこちらの記事を読んでから、本記事を読んでもらえると助かります。⬇️⬇️⬇️
運用報告の前に
運用報告の前に少しだけ趣味の投資について少し紹介します。
とはいうもの、私事ですが6月に第一子が生まれて里帰りも終わったため趣味の投資はできていない状況です。
お気づきの方もいるとは思いますが、先月の記事にて
「私は上目線でいきますよ!」
とほざいていましたが、見事に日経は崩れかけていますね。
しかし、S&P500とNASDAQは先月に高値更新をしていますから問題ないんです!投資は自己責任(笑)
先月の相場考察が気になる方はこちらをどうぞ。⬇️
それでは今回も相場考察します。
日経平均のチャートを見て
- 出来高を伴って大陰線
- ボリバン拡張
- 6月の高音を上抜けられずダブルトップ?
- 21300円あたりに出来高の壁
- 株価が雲を下抜ければ三役逆転
- 米ドルは一時104.17円までドル安
- ドル安かと思いきや106円程度まで急反発
また、Twitterではコロナショック後に始められた方のイキリ発言は皆無どころか含み損がヤバイといった発言も散見されます。
しかしながら「暴落がくる」といった発言は見られません。うーん、相場に興味をなくした匂いが漂って来ますね。
なにこの感じ、気持ち悪い
ドル安円高による製造業・輸出型企業の超絶悲惨決算が目立つ中での円高は下落のアクセルを強めてしまったのでしょうか。
ドル安になったのはドルの大量発行・供給によるものですから、ドル安の流れは止められないのかなと考えています。
そのため、日本で再度の緊急事態制限と財政出動なければ市場は下げ止まる理由が少ない気がします。窓埋や心理的節目の20000円がとりあえずの目安ですかね。
まぁ、チャートを見てもこのタイミングで買いには入りたくないです。
なので日本株に対しては下目線です!
しかし、S&P500やNASDAQは
今月に高値を抜いていますし、日本株とはトレンドが違いますね。
米株日ついては
上目線でいきますよ!
最後に、個別株についてですが何となく感じていた違和感(詳細は先月記事にて)が決算後の動きにも表れて来た気がします。多少良い決算でも上髭つけて一端の天井サインや下落に転じる銘柄や、悲惨な決算ではもちろん下落していますね。
夏枯れもありますので、「わざわざ難しい相場で個別株売買しなくていいのかな」というのが本音です。
※積立NISAやiDeCoのみで資産運用している方は市場の不安定さに戦々恐々としなくて済みますのでご安心を。
積立NISA(夫) のリターン
リターン:+7.54%(前月:+7.23%)
複利計算(5%)との乖離率:+6.43%(前月:+6.34%)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のチャートです。買付けたタイミングを赤丸で囲んでいます。
楽天証券でカード決済しているため毎月1日積立です。そのため、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を、ほぼ天井でジャンピングキャッチして2/1から積立し始めています。
最悪なタイミングで始めた私ですら、S&P500の上昇の恩恵を受けたためリターンはプラスを維持しています。
優良な金融商品であれば、愚直にドルコスト平均法を継続することの大切さを実感できますね。
ちなみにS&P500の平均リターンは7%程度と言われていますが、控えめに考えて5%で資産形成をする計算をしています。
チャーリズ・エリス氏の「敗者のゲーム」によればインフレ調整後の株式の平均リターンは4.5%程度です。
積立NISA(嫁)のリターン
- 評価額:299,853円
- 積立金額:288,206円
- 保有商品:SBI・バンガード・S&P500
リターン:+4.0%(全月:+3.7%)
※積立開始時は「eMAXIS Slim 先進国株式」と「eMAXIS Slim新興国株式」を8:2の割合で積立してましたが、途中で「SBI・バンガード・S&P500」のみに変更しています。
引用 世界各国のPER・PBR・時価総額
米国シェア:↓56.6%(前月:57.3%)
私はS&P500に全力投資していますが、世界株式における先進国と新興国の時価総額比率は 9 : 1 となっています。そのため
とポートフォリオを組むのも良いと思います。
今話題の全世界株式がこの比率です。
しかし、先進国の過半数が米国で占められているため、eMAXIS Slim先進国への投資は米国への集中投資と同様だと言えます。
そのため
米国に全力で良いのでは。
中国はさておき、日本や欧州からGAFAM+テスラ波の企業が生まれてくるとは考えられません。
欧州では経済成長や仕事よりもバカンスや芸術、暮らしが大切ですし、日本では法や既得権益が足かせになるため、米国を超越する経済成長は非現実的ですよね。
eMAXIS Slimシリーズ比較
eMAXIS Slim米国 / 先進国 / 新興国のパフォーマンスを比較します。今回から話題のeMAXIS Slim全世界株式も参入します。
米国全力投資は今のところ正解です。
現在積立はしておりませんが、保有している eMAXIS Slim先進国 / 新興国のリターンは以下のとおりです。
iDeCo (夫)のリターン
リターン:+1.07%(前月:+0.52%)
複利計算(5%)との乖離率:-1.01%(前月:-1.35%)
奥さんのiDeCoは諸事情で始めていませんが、数年後に始める予定です。
まとめ
最近は、積立ニーサやiDeCoだけでなく、不動産投資の話題が活況になっっているように感じますが、どうなんでしょう。
積立ニーサやiDeCoであれば、ネット情報のみでも資産運用はできますが、ある程度まとまった資金が必要な不動産投資を、ネットの流れに乗って始めるのって怖くないのでしょうか。
「ワンルーム投資をゆるーく始めました!」
というお花畑ツイートを見たときには背筋が凍りましたよ(笑)
先日、友人とオンライン飲み会をしていた時
「不動産投資やりたいなぁ」
と発言した友人がいたので、「日本や米国でも景気後退入りを宣言しているけど、どうしてここまで株式や不動産などの投資が活況なんだろね?」
と返したところ、、、
「不況だからこそ、投資なんだよ!」
と返され、僕は理解できませんでした。
融資を受けて初心者がこぞって不動産投資って、、、バブルじゃね?
淡々と積立投資を継続していきます。参考になれば嬉しいです。
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