初めてでも大丈夫、ミシュラン星付きレストラン!初心者体験談を包み隠さず全てお話しします。
ブログ訪問ありがとうございます。今回は私たちが初めて訪問したフランス・パリのミシュラン2つ星レストラン(Le Grand Véfour)での初心者体験談について包み隠さず全てお話しします。※決して自慢話で無いのでご安心を。
ネット上にはマナーや、グルメな方が訪問したときの料理の感想はあるけど、初心者が訪問したときのリアルな情報ってあまりないなと感じたので書いてみました。それではいってみましょう。
海外のミシュラン星付きレストランのイメージ
訪問経験のない方にとってはこんなイメージがあるのではないでしょうか。
- 憧れだけど富裕層がいくことろでしょ
- ミシュラン星付きレストランしかも海外でなんてハードル高すぎ
- マナーが分からない
- 値段がバカ高いんじゃないの
- 言葉が分からないから注文できないよ
私たちもそうでした。でも「せっかくの人生なんだし色々経験したいよね」と勇気を出して訪問したところミシュラン星付きレンスランがさほど遠い存在ではなくなりました。だけど、これだけは正直にお伝えすると、、、準備と心構えは必要です。
まずは予約
どうか必ず予約してください。めんどくさくても予約はしてください。いきなりつまづかないように、予約手順をこれから説明します。
手順①
まずはGoogle Mapで「Le Grand Véfour」と検索して「席を予約する」をクリック
手順②
「国と言語」を「France | English」を選択する。
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手順③
検索欄に「Le Grand Véfour」と入力して画像のとおり選択するする。
手順④
赤枠で囲まれた箇所を予約したい日時に変更する。
手順⑤
指名、アドレス、電話番号を入力する。電話番号は携帯であれば+81に続いて090の最初の0を除いた10桁です。
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手順⑥
クレジットカード情報を入力して完了。
いざ訪問
ここからは実際の店内でのやりとりを書いていきます。
引用 Google
※訪問時は赤いカーテンが閉まっていました。
訪問から注文まで
ここでのポイントは
- 上着は預かってもらえる
- 着席したらシャンパンを飲むか聞かれる
- 複数コース料理があれば事前に値段を確認して選んでおく
- 料理名・素材名・調理方法のフランス語を勉強しておくと吉
- ギャルソン(ウェイター)は呼ばずに待つ(アイコンタクトはOK)
- 注文は「これ」と「これ」とジェスチャーと言葉で伝えればOK
- 何かしてもらったら「ありがとう」を忘れずに
私たち :え、何この赤いカーテン、、、怪しいお店じゃないよな。
ギャルソン:こんにちは。
私たち :こんにちは、予約のTILです。
ギャルソン:お待ちしておりました。コートを預かりましょうか。
私たち :はい、お願いします。
<席に案内されて着席>
ギャルソン:シャンパンはいかがでしょうか。
私たち :グラスでお願いします。(ここまでは想定内だ)
ギャルソン:白かロゼどちらにしましょうか。
私たち :(、、、うほ?そんなことまで聞かれるとは)し、しろで。
<シャンパンが注がれ、メニューを渡される>
私たち :(何とかここまでたどり着いた、一旦落ち着いてメニューを。)
私たち :(セレクトタイプのランチだから前菜・メイン・デザートを選ぶだけ)
私たち :(前菜は二人とも「フォアグラ」メインは「白身魚」と「牛肉」でデザートは、、、読めない、、、適当に別々にするか。)
※ファミレスじゃないので、ギャルソンを呼ばなくて大丈夫です。そのうち来ます、シャンパンでも飲んでゆったり待ちましょう。
<無事に注文>
私たち :コースだしワインはボトルで頼もうか。
<ワインメニューを渡される>
私たち :(何この分厚いワインリスト、しかも5~20万円代ばかり、冗談はよしてくれよ、、、あったぞ注文できそうな赤ワインが!これをお願いしよう。)
コース開始から完食まで
ここでのポイントは
- ワインのテイスティングはセ・ボンと伝えておきましょう(商品は確認)
- バゲットはおかわり自由ですが食べすぎるとコースが完食できません
- ワインはギャルソンが注いでくれます
- 何かしてもらったら「ありがとう」を忘れずに
- お会計は席で
- チップを忘れずに(10€〜20€)
<1品目>
私たち:(前菜の前のサービスってやつですね)
<2品目>
私たち:(バゲットは外は固めだけど中のしっとりさが良い、バターは甘い方より辛い方が美味しいな。前菜の前に2品もサービスがあるのは粋だな。)
<ワイン>
ギャルソン:こちらでよろしいでしょうか。
夫 :、、、はい。(銘柄が違ってたら洒落じゃすまないぞ)
ギャルソン:テイスティングを。
夫 :(濁りなし、異物なし、香りと味わいが重いというか深い。)セ・ボン
<3品目>
私たち:(前菜のフォアグラ大きいな、付け合わせのカラフルなものは何だ?、、、沢庵だ。フォアグラと沢庵を一緒に食べるとフォアグラのまろやかさと沢庵の酸味がマッチして実に美味。)
<4品目>
夫:(美味しいけど、肉の旨味というよりソースにつけて食べた方が美味。)
嫁:(これ本当に白身魚?身の弾力がすごくて本当に美味。)
<5品目>
夫:(ザッハトルテの大きさと濃厚さが違いますね、マカロンもあるのか。)
嫁:(美味しいけどそろそろ、お腹がいっぱいに。)
<6品目>
30種類のチースが運ばれて、その中から好きなだけ選んで良いのですが、嫁はもう食べられず夫はオススメ2つと、気になった1つを選びました。
ギャルソン:これはかなりクセがあるけどいいか?
夫 :はい。(ブルーチーズが好物だけど、、、これはかなり強烈。)
<7品目>
ギャルソン:お口直しのケーキとボンボンショコラ好きなだけどうぞ。
私たち :(さすがに、おかなも膨れてきたので少しだけにしよう。)
以上でコース料理は終了です。滞在時間は3時間でした。
※料理の説明ができず、感想が乏しいのはお許しください。
お会計
これを読んで頂いてる方が気になるのは会計ですよね。実際のレシートがこちらです。
- ランチコース2人分:230€
- お水:10€
- シャンパン(白):50€
- ボトルワイン(赤):90€
※普通のブラッスリー・ビストロなら水道水は無料だけど、さすが2つ星。
合計380€ ≒ 50,000円(1€=130円で計算)
この金額については意見が分かれると思いますが
- 本物の美味な料理をこれでもかというくらい堪能できる
- 滞在時間に制限はなくゆったり会話をしながら過ごせる
- ギャルソンの本物のサービスを味わえる(ストレスフリー)
を考慮すると決して高くは無いと思います。特別な日に、日本のホテルディナーでボトルワインを注文したらこのぐらいの金額になってしまいますよね。
まとめ
最後に訪問するにあたって今一度、以下の準備と心構えをお願いします。
- 最低限のマナー
- 最低限の言語
マナーについてはネット上で多く紹介されていますので多くはそちらにお任せして
- 服装はビジネスカジュアルやワンピース
- 丁寧に食べる(あまり音を立てない)
- 乾杯でワイングラスを鳴らさない
- ギャルソンを呼びたいときはアイコンタクトや小さなジェスチャーで
これをしっかり守れば大丈夫ですよ。
言語についてですが、せっかくならこのくらいの言語を暗記でも良いので覚えておけば気持ちよく食事ができますよ。
- こんにちは
- ありがとう
- 美味しい
- これ
- お願いします。
発音が変でも喋ろうとする意思は相手にも伝わりますよ。 初心者の体験談でしたが最後まで読んでいただきありがとうございます。これを読んで「私でも行けそう・行きたい」と思ってもらえたら嬉しいです。