【投資初心者】投資デビューにオススメ2銘柄!高配当優待株!
楽天証券の3月の月間口座開設数が16万人を突破したそうです。その中でも投資初心者の比率が増加しています。
今回は値動きがよく分からないコロナショック 相場でも割と安心して保有できる2銘柄について紹介します。私も最近この2銘柄を買付ました。それではいってみましょう。
- 投資デビューした方
- 買った株の値下がりが怖い方
- どの銘柄を買えば良いか分からない方
簡単に弱小投資家てぃるの投資歴ですが
- 2016年:投資開始
- 2019年:資産3倍まで後少し
- 2020年:2019年の利益を吹き飛ばす
※信用取引をしない現物買いのみ臆病者投資家です
銘柄紹介の前に相場に対する考え
一言、「もう少し上に行きそう」です。根拠は?と聞かれても特にありません。すでに実体経済の低迷と株価の値動きが解離していますが、4/9.10と日銀がETF1200億円買い入れています。そのため深く考えず、お上に従おうというスタンスです。
左:日経平均 右:ダウ
とは言っても、チャートくらいは見て「もう少し上に行きそう」な予想です。日足レベルですが、日経はアセンディングトライアングルにも見えます。ダブルトップになるかもしれませんが。
上がったとしても上に出来高の壁があるので21,000くらいまでですかね。
ダウは日経より強いですが、FRBが量的緩和を無制限に拡大したことを受けてだと考えています。ダウも上に出来高の壁があるので26,000くらいまでですかね。
大切なことはこんな時でも自分で考えて、株式投資と向き合うことだと思います。最近は、株式投資というよりトレード相場だと思いますが。
コロナショック 相場での心得はこちらでも書いています。ポイントは、、、
- 安易に買いに向かわない
- 資金管理
続きはこちらで⬇️ ⬇️ ⬇️
オススメ銘柄①【オリックス】
引用 Wikipedia
オリックスは大手総合リース企業でありながら、金融業から農事業まで幅広く事業を展開しています。
銘柄情報
- 株価:1,279円
- PER:5.35倍
- PBR:0.55倍
- 配当利回り:5.94%
- 優待:年2回(カタログギフト)
※2020年4月11日現在
130,000円程度で購入できる銘柄です。配当・優待がある銘柄は株価が下落しても配当・優待が心の支えになるので、下落局面でも投げ売りせずに長期保有しやすいですよ。
「よし買うぞ!」と思われるかもしれませんが、ちょっと待ってください。配当・優待が廃止されたら困りますよね。この先も配当・優待を継続できるのかをこれから確認していきます。
配当
引用 配当金の推移 https://www.orix.co.jp
オリックスは長年増配しています。2009年には減配(26円から7円)していますが、リーマンショック時でも配当を継続していること、配当性向30%程度であることを考えると、コロナショックで業績が悪化しても無配当になるとは考えにくいです。
※配当性向とは、利益のうち配当金が占める割合です。
引用 配当利回りの推移 https://monex.ifis.co.jp
現時点では利回り5.94%ですが、コロナショックによる減配リスクを考えると、利回りの平均値3.1%が一つの目安になると思います。
日本株の平均利回り2%程度と比較すると、利回り3.1%は高利回りですね。
- 配当性向30%
- リーマンショック時も配当継続
- 減配リスクがあっても高配当株
キャッシュフロー
キャッシュフローとは実際のお金の流れで会社の実態を表す財務表です。
営業キャッシュフローは毎年プラスですから経営が安定している企業だと分かります。
投資キャッシュフローが大幅にマイナスになる年も多く、フリーキャッシュフローがマイナスになることが気になります。それでも、現金・現金等価物は増加傾向にあるため経営状態は良いと言えます。
- 営業CF:事業による資金の増減
- 投資CF:設備投資などによるお金の流れ
- 財務CF:借入や配当金支払いによるお金の流れ
※投資CF➡️マイナス:借金返済・配当金支払い
※財務CF➡️マイナス:投資にお金をかけている状態
※フリーCF = 営業CF - 投資CF
- 安定した企業経営
株主優待
100株以上の保有で年に2回カタログギフトがもらえます。3年以上、保有するとカタログギフトがワンランク上がります。
株主カードを提示することで、各種サービスを割引価格でご利用できます。使えようなサービスは「オリックスレンタカー」です。
オススメ銘柄②【JT】
JTは世界シェア第4位のタバコ産業を有しながら、衣料品・食品。飲料を製造・販売する日本の特殊会社です。
タバコ産業は成熟産業なので参入障壁が高く、ライバル企業が現れにくい特徴があります。
銘柄情報
※2020年4月11日現在
200,000円程度で購入できる銘柄です。オリックスと同様に配当・優待を設けているため、下落局面でも投げ売りせずに長期保有しやすいですよ。
この先も配当・優待を継続できるのかをこれから確認していきます。
配当
引用 配当金の推移 https://leverage-investment.com
リーマンショック時でも配当を継続しながら、16年連続増配していました。残念ながら今期は増配ストップです。
たばこは依存性が高く、景気によらず安定した利益確保ができています。そのため、連続増配ができています。
驚きなのが15年間で、配当金が16円から154円と10倍程度まで膨れ上がったことです。15年間働いたところで年収が10倍になることはまずありえませんよね。
配当利回り・配当性向の推移
配当性向は約90%と高い水準に到達しているため、コロナショックによる減配リスクはあります。
しかしながら、たばこ産業が景気に左右されないこと、配当利回りの平均値が4.3%であることを考えると、コロナショックで業績が悪化しても高利回りは確保できると考えます。
- 配当性向90%
- リーマンショック時も増配
- 減配リスクがあっても高配当株
キャッシュフロー
営業キャッシュフローは毎年プラスですからオリックス同様に経営が安定している企業だと分かります。
オリックスと比較してフリーキャッシュフローがマイナスになることが少ないですね。たばこ産業が成熟産業であるため、設備投資にお金をかけずに済むことが分かります。
設備投資の代わりに、M&Aで海外たばこ会社を買収して海外の収益を確保しています。
現金・現金等価物の増減にばらつきはありますが、毎年プラスをキープしています。配当性向90%まで、15年で10倍のペースで増配し続ける株主還元の姿勢を加味すれば、形成状態は良いと言えるでしょう。
- 安定した企業経営
株主優待
100株以上1年以上の保有で年に1回、株数に応じて自社商品がもらえます。
まとめ
紹介した2銘柄でしたら毎日の値動きに一喜一憂することなく長期保有できます。まずは、高配当優待株から株式投資を始めてみると楽しい株式投資が続けられるはずです。
「いつ買えば良いのか」ですが、前に挙げたPER・PBRから割安だと断定はできませんが、割高ではないことは確実です。
日経平均が一度底打ちして、再度上に行きそうな雰囲気なので少し打診買いしても良いと考えています。
どうしても大底で買いたくなりますが、大底を待っていたらいつまでも買えません。大底と分かるのは株価が上がってからですし。
これから投資を始める方の参考になれば嬉しいです。
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