コロナショックで相場は暴落!投資家として守りたいこと3点
いつもブログ訪問ありがとうございます。今回はコロナショックで相場が暴落している今だからこそ投資家として守りたいこと3点を書きたいと思います。先にお伝えしますと私は2016年から株式投資をしていますが、今回の暴落で2019年の利益をほぼ吹き飛ばしております。
これまでの利益確保を優先したので2/27までに日本株を全て売却し日本株は保有しておりません。それではいってみましょう。※積立NISAとイデコは愚直に米国株式に投資し続けています。長期投資の米国株も。
- コロナショックで暴落をくらった方
- これから投資を初めようとしている方
- 2000万円問題で投資を初めたばかりで落ち込んでいる方
守りたいことは、「安易に買いに向かわない」「資金管理」「投資から興味を失わない」だと考えています。投資歴3年少しですが、これらについて考察してみます。
コロナショックの暴落と今後の値動き
2020年3月21日時点で、日経平均は高値から約33%の下落をしています。コロナウイルスが話題になり始めた1月では「コロナウイルスはSARSと比較して致死率が低いからあの時程は下げないだろう」と巷で言われておりましたが、実際はどうでしょう。SARS・リーマンショックにおける下落率は
なのでSARSの下落率を上回ってます。現時点で死者1万人、EUは渡航禁止措置をとり、米国では渡航警戒レベルを最大の「レベル4」に引き上げて、国外への渡航中止を求める前例のない対応をしています。
日本ではすでに倒産する企業が出ており、SARSの下落率を上回るのは当たり前です。今回の暴落を経験して、ウイルス等の「相場への影響力が未知数でよく分からないもの」に対して、過去の経験からリスクを取ることは危険であると学びました。
参考にコロナウイルス関連倒産の業種と企業は下記のとおりです。
では、リーマンショック時の下落率61%まで下落すると日経平均はいくらになるのか。
- 40%:14668円
- 50%:12224円
- 61%:9534円
このくらいになりますが、一旦の底は15000円程度だと考えています。理由は、、、
だからです。15000円程度でコロナウイルスの感染者減少や治療薬が開発されて終焉に向かえば良いのですが、このままコロナウイルスの猛威が収まらなければ、15000円を割るかもしれません。これ以上は未知数なので予測できません。※高値からリバなく1波で33%下落したことも怖いところ
日経平均は米国ダウより強いのか
今週に入ってからはこれまでと少し雰囲気が変わり、ダウが大幅下落しても日経がそれほど下落しなかったりと「日経だけ強くね!?」と巷でちらほら耳にします。ダウは日経と比較して2016年からの上昇率が高く出来高も多いため、その分下落幅が大きくなると考えています。ここでも2016年の安値がポイントですかね。
その①安易に買いに向かわない
楽天証券は証券総合口座数が400万口座に到達したそうです。役7割が投資初心者、6割が30代以下の若年層とのこと。投資を始める方が増えるのは良いことですね。
オリックス・JT・ヤマハ発動機などの高配当・優待株で人気な銘柄も下落しています。JT・ヤマハ発動機は配当利回り8%を超えているので欲しくなりますよね。指標を見る限り少なくとも割高ではないので、資金力がある方でしたら少しづつ買い増ししていくのはアリだと思います。
でもこれから投資を始めた方が「割安だ」と思い切って買った銘柄が、ずるずると下落したらどうでしょう、、、「もういいや、配当も優待もあるし放置しよ」と投資への興味をなくすと思います。実際にオリックスのチャートを見てみましょう。
3/15に、がっちりマンデー!!でオリックスが紹介されたので人気銘柄がさらに注目されたことでしょう。ところが3/19にドスンと-11.99%も下落しました。(特にニュースなし、、、怪しい)
逆張りで「明らかに下がり過ぎ」な銘柄に対して「いずれ正常に戻る」と考えて買いに向かうのは、平均・普通を好む日本人の特徴と言われています。何の根拠のない判断だとしても暴騰暴落したチャートを見ると逆張りしたくなるようです。
恐らくV字底からの強烈な反発に乗り遅れたくないからだと思いますが、短期売買でなければスケベ心丸出しで底値を狙って買う必要はないですよ。
- 下落し続けているという事実に注目する
- トレンド転換を確認してから買う
大切なお金です。よく考えて買いに向かいたいです。(自戒を込めて)
その②資金管理
引用 金融庁
コロナショックでは未だ金融危機には至っておりませんが、上で紹介した様に日本でも倒産する企業が出始めています。所得減少を想定して株式投資への資金を再配分する必要が出てくるかもしれません。
米国の給与税の大幅減税などの所得減少を直接補う財政政策が出ると良いのですがこれは私たちにはどうしようもありません。※頼むぞ日本
積立NISAを例に挙げて説明します。
平凡な共働き夫婦でも
を実践して投資資金を何とか捻出している方で所得が減ったらどうでしょう、これ以上倹約するのは難しいですよね。「資金ぐりができない!積立NISAなんてやらなきゃよかったよ!」なんてならない様に積立金額を1万円程度まで一時的に抑えてもいいでしょう。
- 株式投資を続けるために資金を再配分
- 必要なければ再配分しなくてOK
確かに積立金額を減らすことは、下落時にこそ力を発揮する「ドルコスト平均法」のメリットこそ薄れますが、幸運なことに積立NISAは2018年1月から始まったばかりなので、20年という長期投資を考えれば問題ありません。計算はこちらで行いました。⬇️⬇️⬇️
ドルコスト平均法とは、同じ金額を積み立てた場合に金融商品が高いときは少く、安い時は多く購入できて、、、続きはこちら⬇️⬇️⬇️
その③投資から興味を失わない
正直 、2019年の利益吹き飛ばした時は「あぁ、何やってんだろ」と落ち込みました。
すぐに思い出せるだけでもこれだけ、天井サインが出ていたにもかかわらず、勝ち続けていたので、、、「トランプ選挙までは下げないでしょ」とか「東京オリンピックまでは下げないでしょ」という阿呆で根拠のない自論を持っていました。見事なまでに This Time Is Different ですね。
今まではアベノミクスによる上昇相場が続いていたので
- 投資する➡️儲かる➡️楽しいの勉強➡️儲かる
といった好循環でしたが、これから迎えるであろう下落相場ではどうでしょう
といった悪循環になり得ません。しかし、リーマンショックの凄まじい下落相場ですら、数年で下落前の水準まで株価が戻った様に、相場が永遠に下がり続けた例はありません。だからこそ、まずは生き残ることを最優先にして、次に来る上昇相場に備えたいですね。
- まずは現金比率をあげて生き残る
- うまくいかなければ少し相場を休んでみる
次の上昇相場が来ても投資への興味を失っていたら儲けられません。「また儲けられる相場が来る」と信じて相場と向き合っていきます。
最後に
投資家として守りたいこと3点について私なりに考察しましたがいかがでしたか。いや、違うだろという意見があっても良いので、その時はコメントよろしくお願いします。投資をしている or これから投資を始めたい方の役に立てれば嬉しいです。皆様に爆益あれ。